2018年9月21日金曜日

【投資 x 制度】企業型DC(確定拠出年金)に加入しており、相方が専業主婦の場合のiDeCo



企業型DC(確定拠出年金)に加入しており、会社の制度としてiDeCo活用することができないのでiDeCoという存在は知っていたもののあまり勉強せずにいました。

そんな中先日ネットをだらだら見ているとどうやら2017年から制度が変わり、これまで対象となっていなかった専業主婦が対象になっているとのこと。


そうなると話が変わってきます。


自分たちにとってどういうメリット、デメリットがあるか調べてみました。



iDeCoはどういう人たちが使えるの?



自身が知らなかったので改めて調べてみました。
ソースはiDeCoの公式サイトです。


iDeCoの拠出限度額について:第1号被保険者である自営業者は月額6.8万円(国民年金基金または付加保険料の合算枠)、第2号被保険者である会社員・公務員の場合、会社に企業年金がない会社員は月額2.3万円、企業型DCに加入している会社員は月額2万円、DBと企業型DCに加入している会社員、DBのみに加入している会社員、公務員等はは月額1.2万円、第3号被保険者である専業主婦(夫)は月額2.3万円
iDeCo公式サイト参照


一番使うべき人は自営業の人たち。毎月6.8万円も枠が存在しています。
取得税から控除(差し引かれる)されるので年間16万円近い節税になります。
取得によっては24万円以上になる可能性があるのでかなり効果大きいですね。

サラリーマンの場合は企業型DCがあるかどうか、そしてDCに入っているかどうかで枠が変わってきます。
公務員も若干ですが枠があるようです。


一番気になった専業主婦はどうでしょう?
2.3万円も枠があります。

あれ、でも「専業」主婦とつくので収入はないはずでは?
旦那の収入が追加で控除されるの?

どういうメリットがあるんだろう、、、ということになります。



控除はない?専業主婦がiDeCoを使う意味




確定拠出年金のメリットは①「所得控除による節税」、②「運用益が非課税」、そして③「受け取り時の取得控除」です。

①が少しトリッキーです。
ケースとして2つあります。


年収103万円以下の方
所得税が発生しませんので、iDeCoによる節税メリットはありません。


年収130万円以下の方
27万円の所得の部分に対してiDeCoによる節税メリットがあり。


これを見ると①のメリットはあまりないですが2つめ、3つめのメリットを享受することができます。
どちらも約20%の節税になるので長期的な運用をする人にとっては大きなメリットになります。

うちの場合これから加入したとして17年間で442万円の拠出に対して年利4%で183万円の利益になります。ざっと36万円の節税ができるということになります。



じゃあ専業主婦はiDeCoを使うべき?



メリットはありますがデメリットもあります。
一番のデメリットは60歳にならないと引き出せないということ。

急にお金が必要になった時に頼りにできない資金となってしまうことです。
そう考えるとつみたてNISA比べると柔軟な運用が難しいです。

つみたてNISAの場合運用益非課税は20年間という期間限定の優遇になりますがそれを上回るメリットがあります。


節税効果があり、そこは使うことを考えていく必要があるものの今はiDeCo以外使える制度もあるので自分にとって何が一番いいかをよく考える必要があります。
このサイトですごい分かりやすくまとめられているので一度見てみてください。


僕自身は正業主婦の場合、つみたてNISAのほうがいいんじゃないかと思っています。
理由は節税メリットで一番大きい取得控除のメリットが享受できないからです。
それがないのであれば制度的にはつみたてNISAのほうが良さそうです。




最後に



いろいろな制度が出てきている中何が一番いいかを理解しておく必要があります。
自分が置かれている状況、目指していることによって何が一番いいか変わってきます。

使えるものはしっかり活用していきましょう!

2018年9月20日木曜日

【投資 x 確定拠出年金】確定拠出年金て退職金とどう違うの?僕の運用状況共有!



僕が働いている会社は確定拠出年金を採用しています。
確定拠出年金とは何か?
これまで全く理解していませんでしたがようは「退職金」のことです。




確定拠出?確定給付?何がどう違うの?




従来「退職金」は最終的に幾らもらうというのがほぼ決まっていた「確定給付」が一般的でした。
最初から最終金額が決まっていて会社が掛け金を一定の利率で運用することで試算。
万が一運用がうまくいかなかった場合は会社が差額を負担するというものでした。


これの問題は差額負担が大きくなりすぎて本業以外のところで会社に影響を与えてしまうということ。
そういう負担から解消されるために「確定拠出」という形を取るようになりつつあります。


これは会社からお金を出してもらって(拠出)それを自分で運用するということ。
よって最終的に得られる退職金は自分の運用次第というものです。


これは元々アメリカで使われていた制度で日本では2002年ぐらいから法令化、活用され始めた制度です。


確定拠出年金を理解しないと人生変わるよ




  • これまで何も考えずにもらえていた退職金が自分で考えて運用しないといけない。
  • 何もしなければもらえる金額が天と地の差がでてきます。

といきなり言われても資産運用という文化が根付いていない中、難しいですよね。



みんなどうしている?ですが調べてみました。


僕が務めている会社では2017年末時点で全体の37%が運用リターン0%~2%以下とほとんど運用していない状態にあります。

分からないからとりあえず原資が減らない定期貯金にでも入れておこう。。。
堅実な考えだと思います。
でもこれって実はかなりリスクのある状態です。


確定拠出を運用しないリスク


今37歳の人が27年働いてリターン0%だと1,782万円です。
新入社員(22歳)が将来の定年65歳まで働いたとして2,838万円
かなりの金額ですがこれで老後過ごせますか?


結論から言うと厳しそうです。


老後に必要なお金は28万/月 x 30年 = 約1億円になります。
そのうち国からの年金でまかなえるのはそのうち75%です。
一般的な夫婦で22万円/月ぐらいなので約3,400万円ほど足らなくなる計算になります。


国の年金はどうなるか分からない部分があります。
特に給付時期がずれて会社を辞めて無収入になってからの空白期間が延びれば不足分はさらに拡大することになります。


個人で運用して確保するという方法もありますがそれだったら制度的に優遇されている確定拠出を運用しましょう。
確定拠出の原資だけでは老後生活はかなり危ういです。



僕の確定拠出運用方法




偉そうなこと書きましたが始まった当初僕も良く分からず適当に決めました。
どちらかをいうとリスクを取りに行く方向で外国株式に多めに割り振っています。

2018年時点の投資先と投資金額です。
会社によって運用先がどこかによって投資商品は変わってくると思いますがざっくりと定期貯金、債券ファンド(国内外)、株式ファンド(国内外)という形に分かれています。



確定拠出定期貯金
520,582円(12%)= 0(0%)

三井住友・DC外国債券インデックスファンドS
447,011円(10%)= -2,389円(-0.5%)

三井住友・DC外国株式インデックスファンドS
2,106,493円(47%)= +578,093円(+27%)

マイバランス70(確定拠出年金向け)・野村
1,391,637円(31%)= +278,314円(+19%)






市況がいいこともあり幸いにも2012年8月から運用開始して6年の間で年平均7.9%伸ばすことができています。
ゴールまでまだスタート地点に立ったばかりなのでまだまだこれからです。



最後に




確定拠出年金は自分の退職金です。
もしかするとそこがはっきりと分かっていない人もいるかもしれません。
僕もその一人です。


従来の退職金というそれなりの金額が退職時にドバっともらえる時代ではないです。
どれだけもらえるかは自分次第です。

僕の今の運用成績がこのままの成績で行けば3,800万円になります。
運用せず定期貯金するだけの場合とでは1,000万円以上の差になります。


運用するかどうかは個人の選択肢ですがこの差は生活費で言うと3-4年分、年金の不足分を埋める期間としては10年分の金額になるので無視はできないです。

是非一度どうしたらいいのか考えてみてみましょう!

2018年9月19日水曜日

【投資 x 貯蓄率】日本人は貯蓄嫌い?



日本人は貯蓄好き、貯め込みすぎ!

というイメージがありますが実際は全然違うようです。


OECD(経済協力開発機構)の統計データの中に世界の貯蓄率比較というものがあります。
そこで示されている貯蓄率は日本は世界の中でも最低レベル。
下から数えたほうが早いほうです。

下のグラフでマウスのカーソルを動かしてもらえればどの国がどれだけあるかが分かります。
参考に中国、アメリカ、ドイツ、日本を特だししてみました。





日本2.5%に対して他の国は?どうしてこんなに低いの?



2016年時点ではこの通りです。

  • 中国       37.0%
  • ドイツ    9.6%
  • アメリカ 5.4%
  • 日本       2.5%

2000年当時日本も8%を超えていましたがそこからは右肩下がりです。
2014年にはマイナスになっています。

それに対して中国、アメリカは右肩上がりで貯蓄率を上げている。
ドイツは安定して10%前後という状況です。


貯蓄率が下がってるということはつまり収入が減っている、もしくは支出が増えているということになります。
日本においては残念ながら両方が起こっています。


収入面での変化:


収入面が減っていると考える根拠は以前の記事でも書きましたが一つは昇進がこれまでと比べて遅くなっていることがあげられます。

また2000年からこれまでの間に起こった経済イベントとしてリーマンショックがあげられます。この時は一気に消費が冷え込み、企業も緊急経営対策という名のもと昇給、ボーナスなど労働者分配を下げました。
結果日本人の収入は良くて横ばい、多くは実質下がってしまっています。


支出面での変化:


支出面でも逆風です。
確かにデフレでモノの価値は下がっていますがそれ以上に税金負担が大きくなっています。

消費税:

2000年当時は3%です。2016年から8%になっています。

所得税:

2000年当時は330万円以上は20%、900万円以上は30%でした。
2016年は330万円以上は20%で変化なし、695万円で23%、900万円以上で33%

厚生年金保険:

2000年当時17.3%、2016年で18.182%になっています。


最後に



今回分かったことは日本人は自分たちが思っているような貯蓄民族ではないということです。貯蓄できる環境になっていないのが一番の要因です。


環境は何もしなければ変わらないですが自ら動けば変えることができる可能性はあります。


僕自身が考えているのは仕事以外の収入源の確保です。株式投資による配当所得で月10万円の確保を50歳までに目指します。
日本では株式投資による資産運用はまだまだメジャーではないです。
ここの貯蓄率はもしかすると労働による給与取得にのみ頼っていることが原因かもしれないですね。




(話はそれますがこの統計データはいろいろなデータがそろっており眺めているだけで面白いです。またデータを引っ張ってきて色々考えてみたいです)

2018年9月18日火曜日

【投資 x 記事】あなたの黒字率はどのぐらい?10年前と変わったこと



総務省が世間の貯蓄率を図るための指標としているものに「黒字率」というものがあるそうです。

これまで聞いたことがなかったのですがこの記事を読んで初めて存在を知りました。


所得が上向きつつあるのに、消費者が倹約志向から抜け出せない。総務省の調査によると、家計の貯蓄率を示す数値は2017年度に約3割と4年連続で上昇した。なぜ消費は盛り上がりに欠けるのか。答えを探るヒント



この記事の要約



黒字率とは総務省が使っている言葉で「可処分所得に対する黒字の割合」です。
貯蓄率、ということもできると思います。

それが2017年になり久しぶりに(2001年以来)28%を超えてきているらしいです。
何が言えるかというと


  • 収入が増えている
  • 支出が減っている


のどちらかが起きているということ。
この記事で主張されていたのは主に後者で「支出が減っている」とのことでした。
収入は増えるどころか労働分配もバブル期以来60%を割り込んでいることから減っているという主張です。

支出が減っている根拠として

  • 今の40代と50代を比べたときに30歳から40歳までの累計収入は680万円40代のほうが少ない
  • 管理職(課長以上)の割合も今の40代は13.3%に対して10年前は17.4%だった


ということが述べられています。
特に管理職へのポジションが絞られていることが消費に消極的になっている理由という主張になっていました。


アラフォーとしてコメントするが消費に消極的というわけではない




アラフォーの一人としてコメントしておきたいと思います。

「倹約」という意識を持っている人たちも中にはもちろんいると思いますがそれより消費スタイルが変わっているのが大きいのではないかと自分の行動を振り返ってみると感じます。


  • 車なんて所有する必要なくシェアで十分
  • 服もブランド品ではなくユニクロで十分
  • 外食より宅飲みのほうが気軽で好き
  • アフターファイブも同僚と飲みにいくよりまっすぐ家に帰りたい


僕の消費傾向をざっと書きましたがこのように考えている人は結構多いのではないかと思います。
こう考えている人にとってモノを買わないのは倹約でもなんでもないです。


後、28%で久しぶりの高さ!という記事になっていますがよく読んでみるとこれまでも24-26%ぐらいで推移しています。
そんなに変わらやん!




最後に



10年前と比べて黒字率が、、、という記事だったので自分の10年前についても振り替えてみます。


僕自身は27歳。。。
若い。。。
社会人になって仕事も一通りこなし始めて転職活動を始めた時ですね。


社会では
日本でi Phoneが発売されたのも10年前です。
リーマンショックもこの時です。
オバマさんがアメリカ大統領になった年でもあります。


2008年の重大ニュースを動画も併せてご覧頂けます。



この時から世の中における「価値観」もずいぶん変わってきています。
20年前の17歳の時は学生だったので社会の雰囲気とか覚えていないですが20年前からの10年間と10年前からの10年間で起こった変化は最近の10年での変化のほうが断然大きいように感じます。


この変化の中でさらに価値観が変わり、黒字率もどう変わっていくか楽しみですね。

2018年9月17日月曜日

【投資 x 配当再投資】月5万円、10万円の不労所得を実現するためのマイルストーン



投資をするにあたって大事にしたいと考えていることの一つがキャッシュフローです。


具体的には月5万円10万円の不労所得が得られるようになりたいと考えています。

それを実現するためにどうすればいいか、いつ到達できるか?について書いていきます。



そもそもなぜ月5万円、10万円なのか?



不労所得を実現したい一つの理由が老後資金の確保です。

年金での生活ではどうしても不足分が出てきます。
総務省の「家計調査年報」(16年)のデータを見ると、世帯主が60歳以上の無職世帯の生活費は月約6万円の赤字になっているとあります。


この計算が月どのぐらい使うベースでされているか分かりませんが僕の場合家賃込み、少しの贅沢をすると考えて月28万円ぐらい欲しいと考えています。
2018年時点試算では年金で月23万円もらえそうですので月5万円の赤字。

この赤字分を埋めるために月5万円、10万円という目標設定を置いています。



どうすれば不労所得月5万円、10万円を実現できるか?




方法はいろいろあります。

正確には今の時代はいろいろな方法が出てきました。
特に2018年、社会では「副業」が大きな話題になりました。
ネット社会が成熟することによってブログ等で収入を得ることが可能になるなど世の中も変化しています。


が、僕が考えたいのは「不労所得」
不労所得の方法もいろいろありますが僕は株式投資を考えています。
株式投資でどう不労所得を得られるか考えてみました。


僕が今考えているのは可能な限りシンプルなやり方です。

  • 高配当株への投資
  • 得た配当の再投資
  • 毎年の追加投資資金の確保(節約)

を愚直にやっていきたいと考えています。


株式投資においては「売却益を得る」という方法もありますがちょっと自信がないですし、「キャッシュフローを得る」という目標には合わないです。



いつ実現できるか?



投資元本、毎年の追加投資余力、利回りなどによって変わってきます。
僕の状況でどうなるか簡単にシミュレーションしてみました。


条件としては以下で考えました。

  • 開始元本:500万円
  • 年間追加投資金額:300万円(既存資金の分散150万円/年 + 年間捻出150万円)
  • 年利:3%, 4%, 5%で試算
    注) 配当金計算はシンプルにするため一旦税金計算は実施せず


【試算表】
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結果: 


考えていたより早く実現出来そうです。

月5万円

38歳からスタートした場合、目標の40歳までに、というのは利回り5%でも厳しいです。達成には元本を増やすそかないです。
ですが5%利回りでほぼ4年目で実現、3%でも5年目、43歳の時には実現できます。



月10万円

これが勝手に想像していたより早く実現できる計算になることが分かりました。
4,5%では月5万円を実現した3年後である44, 45歳の時に実現。3%でも4年後の47歳までに実現できる計算になります。
長男が高校1年、次男が中学1年の時に。つまり教育費用が一番必要な時に月10万円の不労所得が実現できるとなるとかなり余裕ができます。




最後に



積立、配当金再投資をやっていくとこの様に資産を形成できるようになります。

試算表を作ってみて一番驚いたのは積み立てて行くことによって形成される元本。
実際は目減りなどもありうるのでなんとも言えないですが軽く5,000万円超えて行くこと。
複利の力はやはりかなりすごくやっていくしかないです。
早く始めていなかいことが残念です。


もう一つ試算表を作って感じたことは毎年の捻出額を無理しすぎなくていいということ。

月10万円は目標としていた50歳より早く達成できる可能性があることが分かりました。

そうであれば家族との活動にお金を使うことも積極的に考えていきたいです。
家族で旅行や時間を過ごせるのは子供がまだ小さいときです。
高学年にもなれば部活動など一緒に過ごせる時間は限られてきます。

お金のことでケチケチするのではなくこの一緒に過ごせる時間を有意義に過ごす、そのためのお金は惜しまないというバランスも大事にしたいと思います。

【投資 x 老後】現役時代から準備! 退職後の収入はどうなるか?生活費はどうなるか?平均的な生活をするためにはどういう準備が必要か?

老後資金について「1億円必要だ!」や「いや、3000万円もあれば十分」という情報が飛び交っています。

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老後のことは全く分からない!そんな先のこと言われても想像もつかない!
僕もそんな一人で今どんな老後を送りたい?と聞かれても全く想像つかない。。。趣味もあまりなく結構仕事中心の生活になっているからどうなることやら、、、
という人もいれば趣味、旅行などにより時間がさけるようになるので楽しみ!という人もいると思います。


共通するのは冒頭でも書いたようにお金の話。
退職した後も生活は続くということと生活のためにはお金が必要であるということ。趣味、旅行を楽しみたいという人にとってはより重要な要素であります。
では老後の資金はどうあるべきか?について色々所説ありますが僕なりに調べた内容を纏めてみました。

仕事を終えた後収入はどうなるか?生活費はどうなるか?平均的な生活をするためにはどういう準備が必要か?

それを理解するために一番最初の収入はどうなるか?について調べています。



老後の収入イメージ



現時点僕にとっての老後の収入は2つあります。副業など持たない多くの会社員の方はこれに当てはまると思います。
  • 国から支給される年金(国民年金+厚生年金)
  • 在職中に積み立てている退職金(確定拠出年金)

国から支給される年金については別の投稿で既に調べていて妻と2人で月23万円もらえる見込みです。



これからの世代において重要な確定拠出年金とは?



じゃあ退職金は?となったとき何も会社の仕組みについて理解していないことに気付きました。これはまずい、何も計画が立てられない。と危機感を持ち、会社の仕組み、確定拠出年金について色々調べてみました。

僕も理解しきれていませんでしたが確定拠出年金=退職金です。
会社にもよると思いますが基本こう考えて問題ないです。
これまでの退職金は会社が管理、運用していたのに対して確定拠出年金は会社から資金を出してもらいそれを自分の責任で運用するという制度です。
退職金がこれまで確定「給付」だったのに対して確定「拠出」になっているというところがポイントです。詳しくはこのコラムを読めば分かりやすいかと思います。


資産管理コラム 会社がいきなり「確定拠出年金に変わります!」って・・・これってなに? | モーニングスター


僕にとって抑えておく必要があったポイントは
  • 月5.5万円を限度に運用できる。(年間66万円)
  • 運用できるのは会社が加入している運営管理機関次第ではあるが元本保証型、各種債券、国内外株式投信がある。
  • 利息・配当・運用益は非課税



確定拠出年金てどれだけもらえるの?



一番気になるポイントですが結論これは自分の運用次第です。
退職金の代わりに会社が在職中にお金を毎月くれてそれを運用する仕組みですが毎月会社がどれだけくれるか?についても会社と本人次第です。

僕の会社を例に説明すると会社におけるポジションごとにもらえる金額が違います。
入社してすぐの場合は大卒の場合年間20万円~もらえます。

そのもらえている金額にプラスアルファ自分の給与からお金を出して限度額である5.5万円まで毎月積み立てができるというのがこの制度になります。
なので僕の場合、これまでの積み立ててきた分とこれから積み立てていく分を足すと原資としては1,980万円になります。
これを毎月どれだけ運用できるかによって退職金としてもらえる金額が変わってきます。



どうやって運用するの?



上にも書きましたが運営管理機関が提供している元本保証型、各種債券、国内外株式投信がある。その中から自分でどれに投資するか決めます。
どれに投資をするかを決めたらそれぞれに掛け金の何%を振り分けるかを決めればそれで終了。



私の運用商品



三井住友銀行の確定拠出年金定期預金(3年) 10%
三井住友・DC外国債券インデックスファンドS 20%
三井住友・DC外国株式インデックスファンドS 45%
マイバランス70(確定拠出年金向け)・野村 25%
 (2018年9月時点)


そんなに深く考えていませんが今はある程度リスクをとってもいいかな、と思って海外株式の割合を多めにとっています。
現在の運用成績は年8%で運用できているらしいです。


これまでの確定給付年金の場合2%前後で運用、となっていたのを考えると悪くない数字。
今後どうなるか全くわかりませんがこのままいけば3,813万円になります。



最後に



90歳まで生きるとして、、、
生活費 28万円(多め?) x 30年 = 約1億円
国からの支給 = 23万円 x  25年=6500万円(*65歳から支給)
確定拠出年金 = 3000万円~3813万円
==>
-500万円~+300万円


60歳退職すると65歳までのは空白期間があります。

この期間全く無収入となると

28万円 x 12 x 5 = 1,680万円


再就職、雇用延長になればいいですがそうならなかった場合、最悪この費用も考える必要があります。

また国からの支給は減る可能性考えると老後資金をどう確保するかは死活問題。
やっぱりしっかりと現役時代に貯蓄、運用しないといけないですね。

2018年9月16日日曜日

【投資 x 老後】だいぶ先でイメージつかないけど老後についてちょっと考えてみた。(収入編)



皆さん老後資金て考えていますか?


老後資金1億必要、3000万円で十分!など煽りブログ、記事をよく見ますが正直老後についてイメージすること難しいです。
そもそも30年後、世の中がどうなっているか分からない。。。


老後資金が必要な理由は年金だけではやっていけないためですがそもそも年金という仕組みもよく分かっていないです。
大学の時に2階建て?3階建て?とかいう話を聞いた記憶がぼんやりある程度。何歳から、どれだけもらえるかもしっかり理解できていないです。


いい機会なので年金についてちょっと調べてみました。
色々難しいことが説明されているブログ、HPありましたが基本的に理解しておくべきことは


  1.  年金て何?(どういう仕組み?)
  2.  年金て何歳から、幾らもらえるの?


の2点だと思っています。
これらについてまとめました。


結論を言うと約23万円が我々の老後の収入になりそうです。



年金て何?(どういう仕組み?)



先ずは抜粋です。

年金とは、毎年定期的・継続的に給付される金銭のことである。また、年金を保障する仕組みとして年金制度も指す。制度の運営手法によって、公的年金と私的年金に分類される。またう個人年金は私的年金とは別に分類する場合が多い。 年金の主な給付事項は、老齢給付、障害給付、遺族給付の3つがある。
(Wikipedia)

仕組みは「現役が引退した世代を支える」制度。

少子高齢化で今後どうなるか分からない制度とも言えます。。。
たらればで話をしていると前に進まないので私たちの世代ももらえる前提で先ずは考えてみましょう。


色々種類があるようですが分かりやすくするために一般的なサラリーマンに該当するもののみに集中します。


簡単に言うとサラリーマンは「国民年金」「厚生年金」がもらえます。
「厚生年金」は給料から引かれているので認識あると思いますが国民年金は??という方もおられるかもしれませんがご安心ください。
あなたの給料から引かれている「厚生年金」は「国民年金+厚生年金」に必要な額になっています。


ちなみに徴収額は以下です。

国民年金=16,900円
厚生年金=18.3%(会社と折半)



年金て何歳から、どれぐらいもらえるの?



昭和28年以前生まれの人は60歳時点でもらえますが僕たちは65歳からになります。


ちなみにほとんどの会社は定年が現時点60歳です。
60歳以降は再雇用など制度がありますが全員が受けられるものでもないと思います。
なので最悪定年退職してから5年間の空白期間ができてしまいますがこれはまた別の話。。。


65歳以降もらえる年金は

国民年金=780,100円(年間)
厚生年金=収入によって変化します。多ければ多いほどより多くもらえます。
     (下記平均給与はボーナス含む年間総収入を12で割ったもの)
     年間118万円で今回は計算します。
     (平均45万円、40年加入)


 
(厚生年金受給額の早見表とシミュレーション!年齢、加入期間による目安や計算のポイントは?! | 保険の疑問をしっかり解決 から抜粋)


国民年金は妻も同額もらえるので78万円 x 2の156万円
厚生年金は私の分+妻が働いていたころの分として16万円(平均25万円 x 10年加入)で計算すると134万円
合計290万円になります。


合計290万円だと約月24万円。
これに所得税(5%)がかかるみたいなので月23万円が大まかな老後の収入(手取り)になりそうです。



最後に



日本で必要になるであろうと考えている生活費です。
これを考えると年金だけで生きていくことはできそうですね。

ただ、老後は生きていくだけではおもしろくないと思うのでそこに向けた準備は必須ということがよく分かりました。

それにしても年金て分かりにくい!!!
色々HPあるけどどれもこれも色々の計算、説明があって分かりにくかったです。。。

2018年9月15日土曜日

【投資 x 方針】アラフォーの投資履歴、資産公開。同時に今考えている投資方針・考え方について纏めてみる。




色々なことに興味ありますが資産運用も社会人になりたてのときから興味を持ち続けてきたカテゴリーです。
現在(2018年時点)海外駐在しており「投資」はほとんどしていません。収入は完全に貯金一択で銀行残高が日本とドイツでそれぞれ毎月積み重なっている状況です。


赴任期間がそれなりになった今、帰任後のことをよく考えるようになりましたが今一番良く考えているのは投資を再開したいということ。

自分の思考・状況を整理するためにも考えていることを書き残したいと思います。
アラフォーサラリーマンがどういうことを考えているかの一例として読んでもらえればと思います。


帰任が見えてきて投資について意識し始めた




既に平均的な赴任期間を過ぎた昨今、具体的に帰任について考え始めました。

結構な期間が過ぎたので日本での生活感をすっかり忘れてしまったのですが帰任すると間違いなく待ち受けているのは給料減。。。

駐在生活はやはり恵まれていてお金の心配をすることはほとんどありませんでした。

帰るとなると子どもの教育・習い事、住むところ、、、
色々お金のことを気にしないといけないようになるんだろうなとぼやっと思い始めました。


幸いにも駐在期間で種銭となる貯金を殖やすことができたのでそれの活用も考えたいと思うようになってきました。



投資履歴




過去に投資はちょっとだけやっていました。

  • 2005年 投資開始、SBIに口座開設。日本株に投資。ビギナーズラックで小銭を得たことで調子に乗ってしまい信用取引もちょっとだけ。
  • 2006年 ライブドアショック。。。会社のトイレに入って株価ばかりみていて反省。信用取引から撤退。
  • 2009年 FXを開始。オーストラリアドルを中心に金利差で小銭を得る取引を実施。携帯とにらめっこになってしまいこれまた反省。FXからも半年もせず撤退。日本株とアメリカ株を少しずつ保有。すっかり忘れてしまったけど手堅いところで武田薬品やコカ・コーラ、Nike等を保有。
  • 2011年 会社の確定拠出年金に参加。
  • 2012年 海外赴任が決まって全ての株式売却。理由はネット証券は海外在住者は保有・取引基本NGであったため。
    ※どうやら勘違い?取引はNGだけど保有はOKのようです。万が一また駐在があってもこれで強制終了はしなくても良さそうです。


こんな感じで特に投資方針もなく色々なことをつまみ食いしていました。
赴任後は投資とは完全に遠ざかって時々確定拠出年金の状況を確認するぐらいです。




日本での生活が全く見えないけど投資に時間を割くことはできない




5年も日本から離れていると日本での生活を具体的にイメージすることが難しいです。
特に僕が働いている会社は帰任してからの仕事ががらっと変わる可能性があるので仕事のイメージがつかない。。。


ただ赴任前後で大きく変わったことがあります。
時間の使い方です。


赴任前は長男がまだ幼稚園に入る前、次男に至ってはまだ生まれていない状況でした。
今は早くも小学校2年生と年中。


子どもの成長を見ることが本当に楽しいです。


赴任前は土日も結構仕事することがありました。
今も自分の中で仕事は重要な位置付ですが働き方含めて仕事への時間の使い方が変わってきています。


自分の中で子どもと仕事に割り振る時間は現時点削ることが難しい時間です。
それを確保しながらそれ以外の趣味に時間を割くと本当に投資の時間は限られてきます。





現在の金融資産の整理(2018年9月時点)




簡単に纏めると(単位:万円)
現金 1,753(JPY)
    414(EUR==>JPY)
将来資金
 確定拠出年金 438
 教育関係 300
 住宅関係 128

合計:3,033



2018年時点の僕の金融資産のポジショニング:



自分の資産を調べて気になったのは「周りのみんなはどうなの?」ということ。
NRI(野村総研)でデータがあったのでちょっと見てみました。


【2016年時点データ】








  • (注1)各分類の上段は純金融資産保有額(保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた値)
    下段は世帯数
  • (注2)推計方法は図1と同じ
参照:日本の富裕層は122万世帯、純金融資産総額は272兆円 | 野村総合研究所(NRI)


アッパーマス層にギリで入っています。
アッパーマスとは金融資産3,000万円から5,000万円未満の層になります。
アッパー層に入ると日本の中で上位約20%に入っているということになります。


注意すべきは「負債から差し引いた値」を金融資産とカウントしているので住宅ローン等抱えている人はマス層に分類されるので住宅ローンを抱えている人をどう考えるべきか?は良く分からないですね。

住宅購入すると一気に変動するのであくまで参考にということで。




投資方針




日本にいつ帰るか分かりませんがこの状況でどういう投資ができるか、やりたいかを妄想してみます。


「この状況(2018年時点)」をまとめると、、、

  • 子ども二人(小学生低学年)
  • 金融資産3,000万円
  • 投資履歴は若干あるが現時点は確定拠出年金ぐらい。
  • 投資に割く時間は限定的
  • 現在駐在中=帰任後一通りの家具、車など購入必要(300万円~)

という状況です。


まとめると
「まとまった投資資金は持っているが年齢・家族環境的に大きな失敗は許されない」
ということも言えます。


生活防衛費の確保:



色々な考え方がありますがより安全に、1.5年分確保しておきたいと考えています。
月20 x 18ヶ月=360万円


投資に回せる金額:



投資に回せるのは1,100前後。(現金ー帰任後費用ー生活防衛費)
※ユーロ約400万円分除く。ユーロは日本円以外に分散することも考えて一部現金で残しておきたいと考えています。

そこに年間100万円は貯蓄から捻出することを目指したいと考えています。



投資で何を目指すか:



そもそもの部分ですが明確にしておきたいと思います。

  • 家族の幸せ:特に子供にチャンスを与えられるようにしておきたい。
  • 老後資金:年金不足分を補うベース構築(月10万円以上)

不労収入を40歳(2021年)までに月5万円、50歳(2022年)までに10万円作り上げたいです。
4%の利益を出すことができればベース金額としてそれぞれ1,500万円3,000万円で実現することができます。



投資ルール:



2018年9月時点の考えをここに列記しておきたいと思います。


実際始めるのは日本帰国後になるのでまだ少し時間があり、よりブラシュアップしていきたいと思います。

  • 基本はBuy&Hold:売却するシナリオは投資する際に明確にしておきます。
  • 安全投資:ホームランは狙いません。
  • 分散投資:1,100万円前後投資可能ですが一気に投資することはしません。今考えているのは先ずは1/3、そこから8年前後かけて分散させたいと思います。
  • キャッシュフロー重視:ここはまだ悩んでいるところですが自身のキャッシュフローを重視したいと考えています。つまり高配当株に投資、それを再度投資に回す方法を取ります。





最後に




以上今考えていることをまとめました。


投資方針、金融資産の状況についてはまた更新したいと考えていますが整理してみて分かったことはいつの間にかそれなりの資産を持っているということ。
正直これが周りと比べてどうか?ということはデータで見ていましたが良く分かりませんがまあ悪くないのかなと思います。


周りとの比較は興味がありますがそこまで神経質にならず、自分に合った形で、必要な分だけやっていければいいと思っています。

2018年9月14日金曜日

【仕事 x 駐在】5年目に突入した海外駐在が考える海外駐在に必要な5つの能力と考え方



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海外駐在を5年目に突入してしまいました。

あっという間の5年間でした。
会社、役職によって赴任期間は全然違ってきますが多くは3年前後。
4年を超えている人ももちろんいますが周りを見る限り少数派です。


この約5年間、幸いにも仕事でそれなりの成果を出すことができ会社(日本)からも評価されてきました。
同時にローカルメンバーとも信頼関係を拘置することができ、公私ともに時間を過ごすことができる仲間をつくることができました。

そんな僕が感じた

海外駐在に必要な能力、考え方


について自分なりに感じてきたことを書きます。


1. 能力編


1.1 - 英語(コミュニケーション能力)


身も蓋もない話ですが語学力とフル活用したコミュニケーション能力大事です。
もちろん赴任地域にもよるかもしれませんがやはり英語は外せないです。

私の赴任地はドイツなので本来ドイツ語ができるに越したことないですがドイツ語てすごい難しいです。
私も赴任当初ドイツ語も勉強しようと試みましたが文法からして理解しきれず。
男性名詞、女性名詞??言葉つなげるの??え、なんて発音するの??
とすぐにギブアップしてしまいましたが英語ができれば何とかなります。


英語はできないけどコミュニケーション能力は高いです!
という人もいますが友達にはなれるかもしれませんが意思疎通できなければ仕事は厳しいです。


英語ができる、できないで何が違うか?
僕が一番感じることは入ってくる情報量が全然違う。


正直日本人の英語コミュニケーション能力はまだまだ低いのが現状だと思います。
ローカルメンバーの話を聞くと
「話をしても通じない」、
「分かってもらうために本当に必要な情報だけに絞らないといけない」、
等言いたいことを全て言えていないケースもあります。
そういうローカルメンバーから本音ベースの話が聞くことができるようになります。


また「直接」お客様からの情報が入ってくること。
より1次情報に近い、もしくは1次情報に接することができるようになります。
そうすると今まで会社の中で誰も知らなかった情報に接することができるようになり、社内に対して説得力のある説明ができるようになります。


駐在を目指す、もしくは駐在が決定している方に先ずは英語力向上を先ずはお勧めします。
(それを実際使う度胸も重要)


1.2 - 優先順位と処理能力 


普段の仕事でももちろん重要な能力だと思いますが特に駐在員にとって非常に重要だと思います。


ありとあらゆる仕事が日本から投げられてきます。
中には「え、これも?」と思うようなものも多々あります。
そういう仕事に対して私はNOと言うようにしていますがNOを言うにあたって「めんどくさいからNO」、「やりたくないからNO」など個人的感情でNOを言っていると思われると本人にとって損です。NOというからには説明責任と代替提案は必要です。

「今抱えている仕事、目指していることはxxxです。それを実現するために先ず優先順位としてxxxでxxxをやらなければいけないです。xxx(やれと言われていること)はxxxなので先ずはxxxを代わりにするという形でもいいですか?」

抽象的ですがこういう説明をするためも優先順位をはっきりと持っておく必要があります。
現場で感じていることをベースに優先順位を立てて、やること、やらないことをはっきりさせ、それを配信することも駐在の重要な役割だと考えます。


やる仕事、やらない仕事を区分けすることも重要ですがそもそも処理能力が低くてできない仕事が多くなりすぎるとそれはそれで問題です。
物理的に仕事が多すぎるのか、それとも処理能力が弱いのか判断は難しいですが外から見て処理能力が低いと思われるようなことがないようここの業務効率化、処理能力向上の努力は常に必要です。



2. 心構え編



能力はベースとして必要ですがその能力をどういう心構えで発揮していくかということは忘れてはいけないと肝に銘じています。これも人によってそれぞれだと思うので1意見として見て頂ければと思います。

2.1 - 現地人視点に立つ


基本ですができていない人が多いです。


日本からの出てきて、いつか日本に帰るから仕方がない部分ありますが日本の視線を意識してしまうことがあります。
気持ちは分かりますがこれはNGです。
ローカルメンバーは私たちが思っている以上に敏感にそれを感じ取っています。


ただ一方で現地人視点に立ちすぎても存在価値がないです。
いかに現地視点を持ちながら日本側状況を理解し、現地意向に沿った最適解を導き出せるか。
これが日本人駐在の価値です。


2.2 - 自分は脇役


駐在員というと今でも会社の中で特別なポジションであることは間違いないです。
数多くの社員がいる中で選ばれた少数精鋭の一人です。

それは間違いのない事実ですがそれを勘違いして「自分が主役」と考えてしまう人が中にはいます。

勘違いしてはだめです。

主役はあくまでもローカルメンバーです。
駐在は重要な責務を持っているかもしれませんが脇役であることを忘れてはいけないと思います。
脇役は如何に主役を光らせるか、主役が如何に仕事をしやすくなるかということを考え、行動する必要があります。


ただ脇役だからと言って卑屈になる必要はなく、縮こまっている必要はないです。主役の努力が足りない、パフォーマンスに満足いかないのであればそこはオープンに話ができる。
そういう脇役であるべきだと思います。


2.3 - 何を実現し、何を残すことができるか、そして何を託すか


駐在はいつか日本に帰ります。中には横移動で別の国に行く人もいるかもしれませんが今いる場所にずっといることはないです。


なので駐在中に

  • 何を実現するかそして何を残すか
  • そして何を託すか 

ということを考える必要があります。


僕自身も5年間で前者の何を実現し、何を残すかは常々考えていました。

「せっかく駐在に出られたんだから振り返った時、また何年か後にまたローカルメンバーと話をしたときに『あの時は。。。』と話ができることを作りたい」

と思っていました。

私個人的には過去10年間右肩下がりだった販売減を販売成長に導く手助けができたこと。
そして新商品を立ち上げることができたこと。
これが実現できた、そして残すことができた、と言えるものがようやくできてきたとこです。
まだもう少しこちらで働くことができそうなのでもう少し残せるものを増やしたいと思っています。


後者の「何を託すか」という考えは今まで持ち合わせていませんでした。
帰任が現実的になってきた最近芽生えてきた考えです。
赴任してすぐにはこれは考える必要ないと思いますが自分がやってきたことが全て終わらせられるわけではないので何を託すか、ということはできるだけ具体的に考え、残るメンバーと事前に共有してくべきだと思います。



最後に



これまで書いたことを赴任当初から意識していたわけではないです。
日々の仕事の中で鍛えられてきた中、振り返ってみれば。。というものですがここに書いたことが僕が考える海外駐在に必要な能力、考え方です。


恐らく一生に一度になる駐在生活。

忙しいし、ストレスも多いですが本当にいい経験です。ここまで仕事のことについて考える生活は日本で仕事している時にはなかったです。

会社員人生にとって駐在生活は間違いなく色々な面で財産になると思います。
機会があればぜひ駐在にトライすることをおすすめします。

2018年9月13日木曜日

【仕事 x 働き方】大企業に勤めていて感じる『働き方改革』ではなく『生き方改革』の大切さ

働き方改革?生き方改革でしょ!



と考えています。


2018年になって今まで以上に「働き改革」について様々な話を聞く機会が増えてきました。

2018年前と比べて何が変わったか?と考えてみました。
個人的な部分ではTwitterを始め、色んな人をフォローするようになったことにより様々なオピニオンを見る機会が増えたこと。

社会的には
  • 過重労働(電通問題)により改めて働き方がフォーカスされたこと
  • 2017年末にあった仮想通貨、副業(複業)などによりお金の価値に対して色々な価値が受け入れられ始めたこと
などがきっかけとなっているような気がします。


大手企業でも働き方に柔軟な姿勢を見せ始めています。

style.nikkei.com



ただ現実問題『働き改革』で変わったのは会社による残業の締め付けだけで仕事量は変わらず現場では苦しんでいるのが正直なところです。。。


今はそのような小手先での変化ですがこれからは間違いなく変わらずを得なくなると考えています。
僕が考える『働き方改革』について整理してみたいと思います。



自分の考えを説明する前にちょっと自分のこと:



先ず説明しておかないといけないのは僕自身のこと。

僕はいわゆる大企業に分類されている会社に勤めています。
現在はドイツで駐在しており結構な年数がたちました。

ですので日本での働き方改革の最新取り組み、現状には疎いです。
しかしドイツを中心に欧州での『働き方』については現地の人たちの実態と考え方について日々触れており影響を受けています。



海外での働き方:




『働き方改革』を英語に直訳すると"Working revolution"になるのでしょうか?

ドイツ人などに話をすると正直なんのこっちゃ?となります。
「過労死(karoushi)」という和製英語ができるぐらいですから日本の事象は特別なもので普通目にすることはないです。
何故目にすることがないかというと法律で規制されているということもありますがそもそもベースとしてワークライフバランスがみんなしっかり取れています。


法律での保護: 



先ず法律です。会社就業規則の前に法律でしっかり守られています。

1994年に施行された「労働時間法(ArbZG)」というものにより


  • 平日労働時間が8時間=40時間を超えてはいけない
  • 1日当たりの労働時間も最大10時間を超えてはいけない


という法律があります。

また今議論されているインターバルも法律で決められており11時間はインターバルを設けないといけないということになっています。


ドイツと日本で違うのは労働安全局が目を光らせていることです。
この法律が守られないと直属の上司はもちろん、経営者が罰せられることになるためドイツの管理職は非常に厳密にこの法律(ルール)を守るよう従業員に徹底させています。



ベースとしてのワークライフバランス: 



このような法律があるからなのか欧州の人たちはワークライフバランスを非常に重要視しています。

有給は年30日付与されて取得100%が基本です。
よほどのことがない限りできるだけ全部取る努力をします。
ここでいう努力は日本の有給に対する取得努力とは違う桁の努力で本当にありとあらゆる手を使って取得を目指します。


またこれをどう使おうと個人の自由ですので 3週間(有給15日)連続取得も普通にあります。
ドイツ人の年間計画は「いつバケーションを取るか」ということがベースにあり仕事は後付けです。

うちのローカルメンバーも年末年始に年間計画を立てます。
多くが夏前後に固まっており6月から9月ぐらいまではチーム全員がそろうのが難しい時期が続きます。


典型的な日本(会社)の働き方:



日本の状況ですが簡単に言うと

  • 法律はあるが厳格ではなく残業実質上限なし。
  • 有給は存在するものの取りにくく消化率は非常に悪い。
  •  「空気を読む」という日本文化によりそれに歯止めがかからない状況。
  • 残業しても有給取らなくても経営層に罰則はなく個人裁量。
    =「空気を読む文化」に戻る

といった状況かと思います。


なんでそうなっちゃうの? 



空気を読む文化が日本の働き方の最大の壁です。
周りと違うことをすることの恐れ、それをさせない空気。。。


どうしたらいい?



これを乗り越える、ぶち壊すためには「働き方」を変える前に「生き方」を変えることが重要だと考えます。
具体的には当たり前のことを当たり前にやっていくことです。

  • 家族と夕食を食べる
  • 家族との時間を増やす(例えば週のどこかで習い事の送迎をやるなど)

こういう当たり前のことができないのが日本のサラリーマンです。
家族と夕食食べる、家族との時間が取れないなら何のために生きているの?と思うのが普通の考えだと最近思うようになってきました。

時にはやっている仕事が本当におもしろく、且つ重要な局面でそっちを優先したいと思う場合もあります。
何かを成し遂げるためにはそういう時も絶対にあります。
ですが家族と夕食食べられない、家族との時間が取れない前提は改めるべきです。


最後に:



いきなり働き方を変えなさい!と言われてもどこを目指したらいいか分からない、もしくは目指すモチベーションが湧かないのではないでしょうか?

ですがこのような「当たり前のことを当たり前にやるために」という目標があればより具体的に何をすれば良いかが見えてくるのではないでしょうか?

未だに日本の会社ではこれができない空気があるように感じます。
「生き方改革」によって空気を変えて欲しいと思うし自身自ら変えていきたいです。

2018年9月12日水曜日

【仕事 x 時間の使い方】アラフォーサラリーマン、プライベート時間確保のための『時間の使い方』検証と対策。



アラフォーサラリーマン、どんな時間の使い方をしているか検証



今年からブログを始めていくことを決めました。

過去にもトライして3日坊主もびっくりの1日、もしくは1記事も書かないうちにギブアップしてきた自分にとって一番のハードルが

時間の確保

幸いにも今は力業で続けられていますが継続するとなると不安。。。
仕事において「時間がない」という言い訳が一番嫌いなわけですがブログにおいては本当にこれまで「時間がない」ことを言い訳にしてきていました。
過去の失敗を振り返り、反省し、失敗を繰り返さない。。。


そのために考えたことは

  • 自分に言い訳をさせないため。
  • 具体的に何を変えるかを検証するため。

自分が今どう時間を使っているか、今後どうしていきたいかについて考えました。
統計データも使って考え、検証してみたので記録のためにブログに書き残しておきます。
(ちなみに僕はメーカー勤務、営業(現在駐在中)です。その検証としてご理解ください)



時間について考えるに至った背景



重複しますが今年から新しいチャレンジとしてブログを書くことにしました。
その時間を確保するためにも

時間の使い方を意識することが重要

と考えました。


仕事の中で「戦略」について考えること多いですが戦略とは簡単に言うと

  1. ゴールを決める
  2. 課題を明確にする
  3. 解決のための案を考える
  4. 解決のためのリソース配分を決める
  5. アクションを取る
  6. 検証する
  7. 2.に戻る


ということができます。
時間は重要なリソースになります。
一人一人に平等に割り当てられている24時間というリソースをどう使うか(配分するか)?
という問いは自分が何を成し遂げたいかという重要な問いになり、その問いに対してしっかりとした回答と「ブログを書く」というゴール達成のために自身のリソース棚卸をするべきだと考え始めました、というのが時間について考え始めた背景です。


今現時点のリソース配分



感覚的にかなり「仕事」偏っていると思っていました。
これが現時点における平日の時間の使い方です。
出張になると移動を仕事に含むとほとんど個人の時間がない状況。


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はい、予想通りでした。

無駄に仕事をしている、、、ここの個人の時間のうち1時間は会社での昼食です。
冷静に見ると週休2日は確保できているけどその週末にも時々仕事しているし、平日に至っては全然ダメだなという感想です。この状況に特に何も感じていなかったのは仕事をおもしろいと感じているから!?自分は社畜マインドがかなり刷り込まれているかも。。


これではいけない!!



目標を立てます。仕事の時間を2時間、効率化により削減します!


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個人の時間:5.5時間⇒7.5時間。2時間もあればだいぶいろんなことできるようになるのでは!
でも、、、
そもそも5.5時間も結構な時間だよね。
今まで何にこんなに時間をとっていたんだろう。。。と振り返ってみると

  • ぼーとしている、SNS見ている
  • 子どもと遊んでいる

息抜きのためにぼーとする時間も大事だけどSNSはもうちょっと工夫できるのでは?
子どもと遊ぶ時間は死守!むしろ増やしていきたい!!


参考に、、、厚生労働省HPからの統計データでは、、、



30人以上の事業所では平均労働時間は8.5時間。
このデータ

調査対象事業所は、常用労働者5人以上の約 190 万事業所(経済センサス-基礎調査)から抽出した約 33,000 事業所

になります。


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この「実労働時間」は過去からあまり変わっていない模様。
景気により増減あるものの20年以上前から今と同じ感じ。



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 結論



今のままでは全然ブログ書けない!!
ということで今年は意識して時間を使いたいと思います。


特に仕事における時間の使い方。
平日1日2時間の仕事見直しとなると1週間で10時間。1か月で40時間。
仕事の効率化、断捨離を徹底していく必要があると思います。


また仕事の効率化の結果は検証して、記事にアップしていきます!

2018年9月11日火曜日

【旅行 x アイスランド】アイスランド伝統料理を食べるなら!創業184年老舗のLækjarbrekka(ライキャルブレッカ)がお勧め


アイスランド伝統料理を食べるならレイキャビック市内にある創業184年老舗のLækjarbrekka(ライキャルブレッカ)がお勧めです!


アイスランドで驚いたことの一つは外食代の高さ。覚悟していましたが相当なものです。
ハンバーガー一つをとっても日本円で千円ぐらいします。
旅行中はアパートメントホテルに泊まってできるだけ自炊することがお勧めですがせっかくの旅行。
思い出にアイスランド料理を一回は食べておきたい!
という人に是非行って欲しいレストランを紹介します。


Lækjarbrekka(ライキャルブレッカ)



分類:アイスランド伝統料理
住所:Lækjarbrekka, Bankastræti 2, 101 Reykjavík, アイスランド
TEL:+354 551 443-
Email:info@laekjarbrekka.is
基本無休、11:30 - 22:00
料金:一品4000ISK(日本円で約4千円)。
   高く感じますがアイスランドで外食すると平均的なお値段。



場所はレイキャビック市内、バンカ通りにある好立地。
1834年にデンマークの船主が住宅として建造の古民家をレストランに改築したもので地元の人たちからも愛されているレストランです。

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古民家でアットホームな雰囲気



2階建てで2階は団体客貸し切り等に使われているそうです。
【1階部。右上のパフィンがポイント】
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僕たちは2階に案内されました。
屋根裏部屋雰囲気ですが広々としています。
当日はアイスランドの大家族が正装して夕食会をしていました。


【2階はこんな感じ】
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アットホームな雰囲気からアイスランド伝統料理を楽しもう!



肝心の料理ですがアイスランドの伝統料理が楽しめます。
味付けも優しく本当においしいです!


僕たちが注文したのはクジラ肉、ラム肉煮込み、魚グラタン、魚(タラ)料理。
どれも文句なし、最高に美味しかったです。


アイスランドは世界で数少ない捕鯨国。
個人的にも初めてクジラ肉を食しましたが甘みがあり美味しかったです。


【クジラ肉。肉、野菜に甘みあり】
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【魚グラタン】パンと一緒に。
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【ラム肉煮込み】
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【魚(タラ)料理】
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サービスですがそこまで広くない2階に一人専任で担当を置いてくれており良く対応してくれていました。

最後に


外食が非常に高価なアイスランドで失敗したくない~
と思っている方には是非お勧めしたいレストランです。


夜の19時前であれば席にありつけそうですが帰る20時過ぎには満席でしたので念のために予約を入れておくことをお勧めします!

2018年9月10日月曜日

【旅行 x アイスランド 】アイスランド最大級の滝グトルフォス(Gullfoss)はゴールデンサークル一番の見どころ!



アイスランド一番の迫力、グトルフォスに圧倒される



アイスランドで一番有名な観光名所であるゴールデンサークルにおける一番の見どころはどこでしょう?
と聞かれると多くの人は「グトルフォス」と答えると思います。


グトルフォスはアイスランド語で「黄金の滝」という意味があります。太陽の光を受けた滝が黄金に輝くことからこのような名前がつけられたとされています。

長さ70m、落差30m、毎秒140tの水が流れるこの滝はアイスランド最大級の滝になります。



グトルフォスには何がある?


さすがにゴールデンサークル一番の名所なだけあって駐車場は結構混んでいます。
駐車場は2か所あり、一つは滝のふもとまで行くもの。もう一つは丘に登るもの。丘のほうが駐車場は広く、観光バスなどもここに止めています。
駐車場にはカフェ、お土産屋さんも併設されており多くの人でにぎわっています。


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このカフェから道が2つに分かれています。
一つは下るほう。もう一つは丘の上を歩き続けるもの。
滝を間近で見るメインのコースは下るほうになります。丘の上を歩き続けるコースはグトルフォスを見下ろす形のポジションを取ることができるのでこちらも行って見ることをおすすめします。


道はしっかり舗装されていて歩きやすいです。
他の滝と違いそこまで水しぶきに濡れることもないので安心です。



道は少し狭いですが歩きやすいです。





運が良く虹が目ました。

滝+虹

美しい。。。



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目の前で滝の手前の水の勢いを見ることができます。
音を含めた迫力抜群。

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水しぶきが舞い上がる景色は圧巻です。





補足:こんな大自然の芸術を楽しめるのもある人のおかげ。。。



こんな大自然の迫力を今も僕たちは楽しめているわけですがもしかしたらグトルフォスはダムになっていたかもしれませんでした。
20世紀初頭にイギリス企業がこの滝一帯に水力発電所の建設を計画していたのです。
それを止めたのがシグリットという名の少女。この工事に反対、滝に自らの身を投じようとした事で工事を中止させた逸話があります。

この銅像がそのシグリットさん。結構怒っている顔。

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最後に



シグリットさん、Good Job!
この圧倒的な大自然を僕たちの世代にも残してくれてありがとうございます!


ゴールデンサークル一番の見どころはやっぱりグトルフォスです。
ここを見ずにゴールデンサークル、いや、アイスランドは語れません!

2018年9月9日日曜日

【旅行 x アイスランド】間欠泉はアイスランド発祥!?間欠泉の英単語の元になったゲイシールはアイスランドにあるよ!




ゲイシールはアイスランドでも大人気の観光地です。



ゲイシールGeyserは英語でも間欠泉という意味です。
何故か?

間欠泉の成因に関するマッケンジーの空洞説やブンゼンの垂直導管説を生み、この名がそのまま間欠泉を意味する英単語の「geyser」(ガイザー)に転用されるほどになった。
※参照:wikipedia 

アイスランドのゲイシールはそんな由緒正しい場所なんです!


ゲイシールてどんなところ?どんな間欠泉が見れるの?



場所:
Hafnartun Selfoss
レイキャビックから距離的には100km、時間にして1時間半ぐらいです。


実は「ゲイシール」という名前の間欠泉は現在不定期にしか湧き上がりません。
実際に活発に湧き上がる間欠泉は「ストロックル間欠泉」という名前のものです。それ以外にも小さな間欠泉はいくつもありますがストロックルが一番の見どころです。


【ストロックル間欠泉に人が集まっています、みんなその瞬間のためにスタンバイ】
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ストロックル間欠泉は10分から15分に1回噴き出る、とネットで書いていましたが実際は不定期。印象としては5分前後ごとに噴き上がっているように感じました。時には2回連続で噴き出ることもあるので目が離せません。
噴きあがる瞬間の予測を付けるのは難しいですがなんとなくですが水たまりがブクブクしているような気がします。

湧き出てくる水は熱湯で80度から100度、と表記ありますが噴き出たものを少し浴びましたがぬるいお湯レベル。
それより温泉を思い出させる硫黄の匂いが印象的でした。


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トライすること何回目で運よくその瞬間を写真に撮れました。
何回見ても飽きません、地球が「生きている」ことが実感できます。

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活発でない水たまりもコバルトブルーできれいです。

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ブクブクし続けている小さな間欠泉もところどころで見かけれます。

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ゲイシールの食事処



ゲイシールには食事をするところが2か所あります。
一つはHotel Restaurant Geysir
もう一つはGeysir Centerの中のフードコート。


Hotel Resutaurantはホテルですので外観含めて非常にきれいです。
がめっちゃ高い。バフェットランチで1人ISK4000(約4千円)ぐらいします。


Geysir Centerの中にはフードコートだけでなくスープレストランもあります。
フードコートと言っても日本のイオンなどにあるフードコートではなくシンプルにハンバーガー、チキンナゲット、サンドイッチがあるような場所です。
Hotel Resutaurantと比べるとまだリーズナブルな値段で食事をすることができます。


Geysir Centerのフードコートの中はこんな感じ。
冷たいサンドイッチやお菓子類以外にハンバーガー、ポテト、ナゲット、スープなどが温かい食べ物として置かれています。


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食べるところは比較的広くてゆっくりできます。
アイスランドの外食は高いので自分で食べ物を持ってきて食べようとする人がいますが係員のような人が注意しまわってフードコートで買った人しか食べられないようにしています。

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最後に



間欠泉の英単語の元になったゲイシールは残念ながら見れませんがそれでも大迫力の間欠泉を楽しむことができます。地球が生きている!と感じことができる体験はなかなかできるものではありません。

ゴールデンサークルの名所ゲイシールに足を延ばしてみませんか?

2018年9月8日土曜日

【旅行 x アイスランド】夏のアイスランドはレンタカーがおすすめ!



アイスランド5泊6日、レンタカーの旅は本当に楽しかった。。。

運転距離はそれなりになったが道がシンプルで交通量もそこまで多くなかったのでストレスはほとんどなかったです。



アイスランドはレンタカー、どうやって借りた?





先ずは基本的なところから。どうやって借りたか説明します。

Rentalcars.comで予約しました。
オートマの車は数が限られているので早めの予約をおすすめします。
今回はEuropcarの車を予約しました。
料金はVolkswageのPoloクラス、オートマ、6日間で730€でした。

Europcarでの注意点は予約確認書は英語のものを紙で持って行ったほうがベター。
アプリがあるから大丈夫と高を括っていましたが向こうの確認ポイントがはっきりせず少し手間取ってしまいました。

後、ガソリンはクレジットカードしか受け付けないので注意必要です。
機械はどこもだいたい一緒でこんな感じ。
クレジットカードを入れてから動き始めるという仕組みになっています。






ちなみにアイスランド空港の返却は借りたところとは別のところ。
といっても空港に隣接する場所にあります。
返却後空港に向かうシャトルバスがありますが歩いても5分かからないです。




夏のアイスランドはレンタカーに挑戦して欲しい理由



特に良かったのはアイスランド南部(氷河、レイネスファラ…)の道。
ツアーで行くのが一般的ですが子連れの場合柔軟に対応できるレンタカーの旅はストレスフリーです。
運転も一本道、制限速度は基本90kmで信号無しなので非常に快適です。

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長時間運転は飽きると言いますがアイスランドの運転で飽きることは全くなかったです。
天気によって全然違う顔をみせてくれるアイスランドを楽しむためにも自分で運転することをおすすめします。


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このような写真以外にも道沿いに羊が放牧されているところも絵になります。
また放牧されている馬が美しい。壮大な景色にすごい合っています。



最後に



最初にも書きましたがアイスランドは道がシンプルで交通量も多くないため本当にストレスフリーで運転できます。
冬になると凍結などハードルが上がってしまいますが夏はそのような心配ありません。


自分の好きなところに好きなタイミングで行くレンタカーでの旅行は格別です。
夏のアイスランドは是非自分で運転して回ることをおすすめします!

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