総務省が世間の貯蓄率を図るための指標としているものに「黒字率」というものがあるそうです。
これまで聞いたことがなかったのですがこの記事を読んで初めて存在を知りました。
所得が上向きつつあるのに、消費者が倹約志向から抜け出せない。総務省の調査によると、家計の貯蓄率を示す数値は2017年度に約3割と4年連続で上昇した。なぜ消費は盛り上がりに欠けるのか。答えを探るヒント
この記事の要約
黒字率とは総務省が使っている言葉で「可処分所得に対する黒字の割合」です。
貯蓄率、ということもできると思います。
それが2017年になり久しぶりに(2001年以来)28%を超えてきているらしいです。
何が言えるかというと
- 収入が増えている
- 支出が減っている
のどちらかが起きているということ。
この記事で主張されていたのは主に後者で「支出が減っている」とのことでした。
収入は増えるどころか労働分配もバブル期以来60%を割り込んでいることから減っているという主張です。
支出が減っている根拠として
- 今の40代と50代を比べたときに30歳から40歳までの累計収入は680万円40代のほうが少ない
- 管理職(課長以上)の割合も今の40代は13.3%に対して10年前は17.4%だった
ということが述べられています。
特に管理職へのポジションが絞られていることが消費に消極的になっている理由という主張になっていました。
アラフォーとしてコメントするが消費に消極的というわけではない
アラフォーの一人としてコメントしておきたいと思います。
「倹約」という意識を持っている人たちも中にはもちろんいると思いますがそれより消費スタイルが変わっているのが大きいのではないかと自分の行動を振り返ってみると感じます。
- 車なんて所有する必要なくシェアで十分
- 服もブランド品ではなくユニクロで十分
- 外食より宅飲みのほうが気軽で好き
- アフターファイブも同僚と飲みにいくよりまっすぐ家に帰りたい
僕の消費傾向をざっと書きましたがこのように考えている人は結構多いのではないかと思います。
こう考えている人にとってモノを買わないのは倹約でもなんでもないです。
後、28%で久しぶりの高さ!という記事になっていますがよく読んでみるとこれまでも24-26%ぐらいで推移しています。
そんなに変わらやん!
最後に
10年前と比べて黒字率が、、、という記事だったので自分の10年前についても振り替えてみます。
僕自身は27歳。。。
若い。。。
社会人になって仕事も一通りこなし始めて転職活動を始めた時ですね。
社会では
日本でi Phoneが発売されたのも10年前です。
リーマンショックもこの時です。
オバマさんがアメリカ大統領になった年でもあります。
この時から世の中における「価値観」もずいぶん変わってきています。
20年前の17歳の時は学生だったので社会の雰囲気とか覚えていないですが20年前からの10年間と10年前からの10年間で起こった変化は最近の10年での変化のほうが断然大きいように感じます。
この変化の中でさらに価値観が変わり、黒字率もどう変わっていくか楽しみですね。
日本でi Phoneが発売されたのも10年前です。
リーマンショックもこの時です。
オバマさんがアメリカ大統領になった年でもあります。
2008年の重大ニュースを動画も併せてご覧頂けます。
この時から世の中における「価値観」もずいぶん変わってきています。
20年前の17歳の時は学生だったので社会の雰囲気とか覚えていないですが20年前からの10年間と10年前からの10年間で起こった変化は最近の10年での変化のほうが断然大きいように感じます。
この変化の中でさらに価値観が変わり、黒字率もどう変わっていくか楽しみですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿