2018年9月21日金曜日

【投資 x 制度】企業型DC(確定拠出年金)に加入しており、相方が専業主婦の場合のiDeCo



企業型DC(確定拠出年金)に加入しており、会社の制度としてiDeCo活用することができないのでiDeCoという存在は知っていたもののあまり勉強せずにいました。

そんな中先日ネットをだらだら見ているとどうやら2017年から制度が変わり、これまで対象となっていなかった専業主婦が対象になっているとのこと。


そうなると話が変わってきます。


自分たちにとってどういうメリット、デメリットがあるか調べてみました。



iDeCoはどういう人たちが使えるの?



自身が知らなかったので改めて調べてみました。
ソースはiDeCoの公式サイトです。


iDeCoの拠出限度額について:第1号被保険者である自営業者は月額6.8万円(国民年金基金または付加保険料の合算枠)、第2号被保険者である会社員・公務員の場合、会社に企業年金がない会社員は月額2.3万円、企業型DCに加入している会社員は月額2万円、DBと企業型DCに加入している会社員、DBのみに加入している会社員、公務員等はは月額1.2万円、第3号被保険者である専業主婦(夫)は月額2.3万円
iDeCo公式サイト参照


一番使うべき人は自営業の人たち。毎月6.8万円も枠が存在しています。
取得税から控除(差し引かれる)されるので年間16万円近い節税になります。
取得によっては24万円以上になる可能性があるのでかなり効果大きいですね。

サラリーマンの場合は企業型DCがあるかどうか、そしてDCに入っているかどうかで枠が変わってきます。
公務員も若干ですが枠があるようです。


一番気になった専業主婦はどうでしょう?
2.3万円も枠があります。

あれ、でも「専業」主婦とつくので収入はないはずでは?
旦那の収入が追加で控除されるの?

どういうメリットがあるんだろう、、、ということになります。



控除はない?専業主婦がiDeCoを使う意味




確定拠出年金のメリットは①「所得控除による節税」、②「運用益が非課税」、そして③「受け取り時の取得控除」です。

①が少しトリッキーです。
ケースとして2つあります。


年収103万円以下の方
所得税が発生しませんので、iDeCoによる節税メリットはありません。


年収130万円以下の方
27万円の所得の部分に対してiDeCoによる節税メリットがあり。


これを見ると①のメリットはあまりないですが2つめ、3つめのメリットを享受することができます。
どちらも約20%の節税になるので長期的な運用をする人にとっては大きなメリットになります。

うちの場合これから加入したとして17年間で442万円の拠出に対して年利4%で183万円の利益になります。ざっと36万円の節税ができるということになります。



じゃあ専業主婦はiDeCoを使うべき?



メリットはありますがデメリットもあります。
一番のデメリットは60歳にならないと引き出せないということ。

急にお金が必要になった時に頼りにできない資金となってしまうことです。
そう考えるとつみたてNISA比べると柔軟な運用が難しいです。

つみたてNISAの場合運用益非課税は20年間という期間限定の優遇になりますがそれを上回るメリットがあります。


節税効果があり、そこは使うことを考えていく必要があるものの今はiDeCo以外使える制度もあるので自分にとって何が一番いいかをよく考える必要があります。
このサイトですごい分かりやすくまとめられているので一度見てみてください。


僕自身は正業主婦の場合、つみたてNISAのほうがいいんじゃないかと思っています。
理由は節税メリットで一番大きい取得控除のメリットが享受できないからです。
それがないのであれば制度的にはつみたてNISAのほうが良さそうです。




最後に



いろいろな制度が出てきている中何が一番いいかを理解しておく必要があります。
自分が置かれている状況、目指していることによって何が一番いいか変わってきます。

使えるものはしっかり活用していきましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿

【旅行 x ポルトガル】冬休み、リスボンに旅行!

四泊五日でリスボンに。 冬のヨーロッパも悪くないです。冬のリスボン、お勧めです! 暖かい(10度以上)、飯うまい、そんなに混んでいない、綺麗。 行ったところ纏め サンペドロデアルカンタラ展望台 ホテル近くにあった展望台。夜には屋台が出て食事ができます。 ...