2018年8月17日金曜日

【旅行 x ベルリン】ベルリンでドイツ負の歴史について学ぶ①ユダヤ人犠牲記念館

ドイツに住んでいながら首都ベルリンに行ったことがありませんでした。

旅行先をベルリンに決めたのは行ったことがなかったのはもちろんですがドイツの歴史、どちらかというと「負の歴史」を見ておくべきと考えたからです。


見たもの、感じたことを記録しておきます。


行った場所はユダヤ人犠牲記念館テロのトポグラフィーです。
2つとも無償公開されておりドイツの過去を反省し、目を背けないという意思を感じます。


ここではユダヤ人犠牲記念館について紹介します。



ユダヤ人犠牲記念館について



ユダヤ人犠牲記念館では何が展示されているの?


ドイツナチスにより迫害されたヨーロッパユダヤ人の歴史が展示されています。


戦争ではユダヤ人だけでなくロマ(ジプシーの自称)、同性愛者、強制労働者、障害者といったマイノリティが犠牲となっています。
この記念館についても「誰のためのものにすべきか」という議論が起こりました。
最終的に対象をヨーロッパのユダヤ人に限定するということが議会で決定、建設されていまう。


アクセス方法



住所はCora-Berliner-Straße 1, 10117 Berlin。
最寄駅はBrandenburger Torから徒歩7分、Potsdamer Platzから徒歩8分で行けます。


ブランデンブルグ門から行く場合、ブランデンブルグ門を正面にして門をくぐって左側(方角にすると北側)にあります。

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ユダヤ人犠牲記念館には何があるの?



パッと見た感じ様々なサイズのブロックが並んでいる広場です。
全部で2711本のブロックが並んでいます。


低いブロックには座って休んでいる人もたくさんいました。
中には座って食事をしている観光客がいましたが警備員が注意して回っています。

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広場でブロックを見て回っている人は結構いますが記念館に並んでいる人はあまりいません。
なんでだろう、と思っていると警備員が声をかけてきました。
どうやら刺激的な写真展示があるから14歳以下の子どもの入場はおすすめしないとのこと。。。
とりあえず行くことにしました。


記念館に入る前にセキュリティーチェックがあります。

記念館前に少し列ができていますがセキュリティーチェックのための列です。
受け入れできる人数が限られているため制限しているだけで回転は速いので人が多く並んでいても心配いりません。


中では歴史的にどういう推移で、何が起こったかが写真を中心に展示されています。

警備員に言われたように刺激的な写真がたくさんありました。
子ども連れの場合ゆっくり見ることは難しいですが戦争時に何があったか、人がどこまで残酷になれるか、戦争の悲惨さを学ぶ貴重な場所なので一度訪問することをおすすめします。


まとめ、感想:



子連れだったため写真を中心にざっとしか見れなかったですが改めて当時の悲惨な状況を知ることができました。
教科書などでぱらぱらとみることがあった内容もありましたが時系列に、集中的にこのよう惨劇が並べてあるとまた受ける印象が変わってきます。


子連れにはもしかすると少しきつい内容かもしれませんが日本では原爆が落とされた広島、長崎のことを勉強するように日本以外の世界ではどういうことがあったのかを学ぶためにも子供と一緒に行くのもいいかもしれないですね。

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