教科書、写真などど何度も見てきたベルリンの壁を実際に見てきました!
ベルリンの壁が何故できたのか等簡単には記憶していましたがすっかり記憶が薄れてしまっていました。
他にもそういう人多いと思うので調べた内容も含めて行って見てきた感想を共有します。
ベルリンの壁て何?
当時の東ドイツの中の首都ベルリン内の西ドイツを囲む壁のことです。
元々はベルリン全域が東ドイツでした。世界第二次大戦後に戦勝国4国におって分割統治された地域でここで初めて一部が西ドイツになったという場所です。
戦後東西ドイツにおいて「国境」という形で閉鎖されていましたがベルリンでは東西往来が自由でした。なので東ドイツ⇒西ドイツに逃れる出口として使われていました。
あまりに逃亡者が多く、体制の維持に危機感を持った東ドイツは1949年8月13日に突然ベルリンの東西往来を閉鎖、有刺鉄線を張り巡らせのちに壁が建設されベルリンの人たちは不意に引き裂かれることになりました。
28年後の1989年11月9日東ドイツ政府が往来を認められるまでこれは続きました。
ちなみにこの間東ドイツの首都はベルリン、西ドイツの首都は暫定的にボンとなり統一後ベルリンに首都は移されました。
※ベルリンの壁があった時のブランデンブルグ門の写真。ブランデンブルグ門があるのが東ドイツ側の写真
(出典:Wikipedia)
どこに行けば見れる?有名なのはイーストサイドギャラリー(East side gallery)!
ベルリンの壁は色々なところで見ることができますが一番有名なのはイーストサイドギャラリーです。 24か国の118人による壁画が見れるのがここになります。
アクセス:
最寄駅:Berlin Ostbanhof、Warschauer Straße、U Schlesisches Tor
3つ同じぐらいの位置にあります。
僕のおすすめはBerlin OstbanhofからU Shlesisches Torに歩いていく方法です。
ハイライトの「キスの壁画」はU Shlesisches Torに近いところにあるのでクライマックスは最後にとっておきたい人向けです。
どの駅から行っても場所は簡単に分かります。Berlin Ostbanhofからだと駅を出てそのまま下っていけばいいです。徒歩5分もいりません。
見ごたえあり!24か国、118人によるアート!
絵が描かれているのが西側です。
色々な写真を見ると「落書きがひどい」など書かれていますが2018年5月訪問時はそうでもなかったです。写真を見比べても絵が少し変わっていたりしたので改修されたりしているのかなと思います。
自由の喜びを表現している絵。
Dancing to freedom. No more wars, no more walls, a united world.
壁の厚み。
出入りするためのドア?
平和を象徴する白ハトがブランデンブルグ門を持ち上げている絵。
それ以外にも色々な絵があり本当に見応えがあります!
でもやはり一番有名なキスの絵でここだけ人だかりがすごいです。
これは旧ソ連のブレジネフ書記長と旧東独のホーネッカー書記長がキスをしている絵です。かなりディープにやっちゃっています。
旧ソ連の文化として親しい人には挨拶としてキスをする習慣があったようでそれに基づいた絵です。実話に基づいた絵、という話もあるようです。
まとめ :絶対に行っておくべき!
ベルリンに来たからにはここは外せないです。
歴史的背景とか良く分かっていなくても見応えあります!
壁自体1.3kmぐらいありますが絵を見ながら歩いているとあっという間です。
是非ゆっくりと歩きながら歴史を感じてみてください。
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