イタリアワイナリーでワインの勉強をしよう、ドイツからも手軽にいけるガルダ湖周辺がおすすめ!
日本では「コモ湖」のほうが有名であまり馴染みがないかもしれませんがガルダ湖はドイツ人にとって一番近場のリゾート地であり、他のEU諸国の人たちにとって一番近場のイタリア観光スポットです。ドイツ以外からもオランダなどからキャンピングカーで夏休みを過ごす憩いの地です。
ガルダ湖はイタリアで最も面積の広い湖で370km2あります。
日本の琵琶湖が670.4km2なのでそれに比べると小さいですがそれでも巨大な湖です。
もちろんイタリアなので食事も期待できます!
特にこの地は白ワインの産地としても有名です。
ワイナリー見学なんてこっちにいる間にしかできない!ということで訪問してきましたのでどんな感じだったか紹介します。ワインを飲まない人にとっても十分楽しめる内容です!
イタリア、ガルダ湖ワイナリー見学に行こう!
簡単です。先ず予約が必要です。私は同僚に紹介してもらったHPで予約できるところにしました。ツアーも英語で実施してくれます。
www.perladelgarda.it
いざ見学に!
市内から少し離れたところにあるので車が必要です。もちろんタクシーで移動も可能です。
広大なブドウ畑の中にあり、入口だけで大満足!本当に美しいです。
【入口】
既におしゃれ感半端ない
【周り一面ブドウ畑】
ルガーノ地方は白ワインが名産。このワイナリーは家族経営でどちらかというと小さめですが34ヘクタールのワイン畑を保有しており年間14万本のワインを出荷しています。
【まだ実っていないブドウたち】
まだまだこれから。美味しいワインができるためには雨は少な目がいいようです。ブドウを喜ばせるだけでは美味しいワインはできなくて適度なストレスが必要。
2018年は猛暑でかなり期待できるとのことです。
【入口の展示物】
何故か昔のバイク(電動自転車含む)が展示。もちろん販売しているワイン展示も。
ツアー開始です
ブドウが摘まれてから持ち込まれる場所から説明が始まりました。
先ず選別から始まります。選別はこの機械でされます。白ワインを作るときはジュースとそれ以外に、赤ワインを作るときは種と皮を一緒に入れます。種と皮が色味と苦みを生み出すんですね。
選別されたブドウはこの大きなタンクに入れられます。
選別、タンクへの移動は二階でされてそれがしたに設置されている発酵させる機械に落とし込まれます。
ちなみにワイン一本作るために1kgのブドウが使われるようです。甘いワインはより凝縮が必要なのでさらに量が必要だから値段も高めだそうです。
真ん中の上から突き出ているホースからブドウジュースが発酵させるタンクに注入されます。
上のタンクはワインを作る最新設備でステインレス製。ワイン造りも伝統を残す部分と先端技術を使う部分で分けているようです。発酵は最初の10日間は16℃、次の20日間は22℃で発酵。スパークリングワインはこれを2回実施。
【発酵済みワインの保管】
適切な温度管理が必要なため地下に運び込まれます。
樽には最低8か月間保管します。新しい樽はワイン造りにはあまり好ましくないようです。古い樽に入れてワインに息をさせて熟成させます。ちなみに樽に入れるのは赤ワインのみのようです。この倉庫が一番「ワイナリー」ぽかったです。
【出荷に向けた準備】
これでツアーは終わりです。
最後には美味しいワインのテイスティングがチーズ、ハムをお共にさせてもらえます。やっぱりこういう社会見学は面白いですね。本やネットで知識は得ることはできますが実際に見せてもらうのとでは全然違うと思います。
本当に良い経験させてもらいました!
ガルダ湖周辺はオリーブオイルの産地としても有名でワインと一緒にオリーブオイルも販売されていました。
おまけ:ガルダ湖
ガルダ湖は本当にきれいな場所です。大きくてほとんど海みたいなもん。手軽に行ける観光スポットとして是非一度行かれることをお勧めします!【ガルダ湖風景①】
【ガルダ湖風景②】
【ガルダ湖風景③】
【シルミオーネのスカリジェロ城】
最後に
日本ではあまりなじみがないかもしれませんがガルダ湖はリゾート地として優秀です。
湖でゆっくりと過ごすもよし、泳ぐもよし、ワイナリーでワインを楽しむもよし、本場のイタリアンを楽しむもよし。
ワイナリー見学は初めての体験でしたが面白かったです。
ワイン好きの方は是非一度お試しください!
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