世界で一番おしゃれな競馬、ロイヤルアスコットを体験
イギリスでは競馬は社交の場です。
その代表例でもあるロイヤルアスコットに行く機会があったので紹介させて頂きます。
ロイヤルアスコットて何?
ロイヤルアスコットとは6月3週目に開催されるイギリス王室主催の競馬でイギリスではロイヤルミーティングとも呼ばれています。
始まりは1711にアン女王が「アスコット競馬場こそ馬が全力で走るのに適した場所」と言い出したのが始まりで現在もエリザベス女王がウィンザー城から馬車に乗って観戦にきて、優勝者にトロフィーを贈呈したりします。
何がロイヤル?
もちろんロイヤル=王室が観戦しているから「ロイヤル」という名前がついているわけですがそれ以外にも参加するために課せられている厳しいドレスコードがこの競馬をロイヤルという名前にふさわしいイベントにしています。
観戦に当たってはどこで見るかによって違いますが女性はフォーマルドレスと「帽子」着用が絶対。男性は最低スースにシャツ着用義務があり日本の競馬とは雰囲気が大きく違います。
ちなみにイギリス国外の観戦者はそれぞれの国の正装、民族衣装での観戦も可能なようでしたがアジア人はほとんどおらず、民族衣装といってもスコットランドのスカートなどそんなレベルのものが少数いるぐらいでほとんどはスーツとドレスと言った格好でした。
実際どんな場所なの?本当にロイヤルなの?
はい、ロイヤルでした笑
日本に競馬とは全く違いおしゃれでしたので写真で紹介します!
入口周辺
2018年アスコットは晴天!!
入場口からおしゃれ帽子発見!
これが競馬場?という外からは分からない外観。まるでデパートのよう。
中に入らず外のカフェ・バーで楽しむ人も多いです。
何も知らずにここを歩いていると本当に競馬場という雰囲気は全くなく、色々店があるおしゃれな公園のような感じです。
ここはすごい行列、パンとチーズの香ばしいにおいが。。。
競馬場の中の雰囲気
馬車の真ん中にうっすらと見えるピンクの点がエリザベス女王です。
近くのウインザー城からの来場です。
賭けが好きなイギリス、当日のエリザベス女王の服の色も賭けの対象。
会場には色々なブックメーカーがオッズをこのように表示。
ブックメーカーによって若干レートが違うケースもあります。
各社がオッズを入れている場所。
実際の服装
一番フォーマルな場所では男性もシルクハットにタキシードを着てばっちり決めてきています。一方でもう少しカジュアルな場所。みんなピクニック気分でシートを敷いてシャンパン等を芝生の上で飲みながら談笑する社交の場です。企業がお客様を呼んだりするケースも非常に多いようです。
確かにレースの合間合間シャンパンなど飲みながらコミュニケーションを図るには絶好の機会かも。
レース前の馬が見れるパドック。
「競馬」のイメージが覆されました。
日本では競馬、賭け事となると少し汚らしいイメージも中にありますがそれとは全く違う世界がアスコットにはありました。全てのレースが終わると広場の音楽隊がライブで見学客を見送ります。
みんなそれに合わせて歌いながら外に出るというなんとも海外っぽい雰囲気。
最後に
勝負は全く勝てなかったけど雰囲気だけでも十分楽しめます。
ロンドン近郊に住むイギリス人にとってこのアスコットは一年に一度おしゃれをして集う社交の場としての位置付けが強いようです。紳士の国イギリスと言われるだけあっておしゃれな文化ですね。
僕は普通のスーツにネクタイで行きましたがみんながおしゃれをしているのでいつもと違う、少し思い切った服を着てみてもおもしろかったんだろうなと思います。
おしゃれを楽しむ、周りとの会話を楽しむ、一度は経験しておきたいイギリスの文化体験ができるロイヤルアスコット。
日本からも毎年ツアーがあるようなのでもし興味がおありなら是非!
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